2日間同内容ということで、このところ続いていた即効完売も、今回はひと休み。
サザンシアターのキャパは 468。最終的には完売したものの、発売開始一週間後くらいの時点で、数十枚ずつ売れ残っていたと思われる。
このあたりから、コアな談春ファンの数を推定してみることもできそうだ。

まず、今回の公演は週末でもあり、全談春ファンは、2日間のどちらかに来たと考えられる。
プログラムによれば、「白談春」 の会場は ”黒の客が八割、白の客が二割”。”今日はいつもより黒の割合が少ないようですが” という談春の発言から、七割を黒と仮定する。
会場2日間分から売れ残り分をざっくり 100として差し引き、さらにそのうちの七割。
(468×2−100)×0.7 ≒ 585
2007年秋、東京近辺に生息する談春フリークの総数は、585人と出ました。
これだけの固定客を確保すれば、中小規模クラスの会場で開催する2〜3ヶ月に1回程度の独演会で、ソールドアウトを見込める。テレビへの露出がなくたって、落語界で一定の地位を確保したとみなされる。
来年は千人規模の会場での会が増えるとのこと。
談春のキャリアアップを考えると、そういう方向に行くのもやむを得ないのかもしれないが、客の立場からすると、それはちょっとなーってのが正直なところ。
たしかにチケット争奪戦地獄からは、一時的には開放されるだろうが、落語を聴く環境としては、紀伊国屋のキャパが上限でしょう。
演者の負荷をかえりみずに言ってしまうと、大規模会場を目指すより、今回のように連続2日間同内容公演をという形を増やすってのはどうか。
それで談春のモチベーションが下がるんだったら、元も子もないんだけどね。
2007/10/28
2007 立川談春独演会 「白談春・黒談春」
白談春 第3回 紀伊国屋サザンシアター
立川談春 『狸の鯉』
立川談春 『禁酒番屋』
− 仲入り −
立川談春 『景清』

