2009年06月14日

ロバート・B・パーカー 『ダブルプレー』 @ 相模原

ハードボイルド小説の重鎮、ロバート・B・パーカーの野球小説が昨年文庫化されていたことに、ようやく気づいた。


『ダブルプレー』

ロバート・B・パーカー/菊地光訳 (ハヤカワ文庫)


パーカーといえば万年筆、じゃなくてスペンサー・シリーズ。

思えば、そのスペンサー・シリーズ初期の代表作がやはり野球小説 『失投』 だった。


『ダブルプレー』 は、初の黒人大リーガー、ジャッキー・ロビンソンが重要な登場人物。

もう一人、この小説に登場する実在の人物は、ブルックリン・ドジャーズのGMブランチ・リッキー。

どちらも見事にハードボイルド風のキャラにアレンジされてます。


ジャッキー・ロビンソンは、今でこそ全MLB球団が永久欠番にするくらい歴史上のスーパースターとなっているが、カラーバリアを破った当初は、いろいろあったはずだよね。

裏面史として、ハードボイルド的ドンパチがあったとしても、たしかにおかしくない。

sagamihara20090614.jpg

いまはなき、ブルックリン・ドジャースの本拠地、エベッツ・フィールドがもうひとつの主人公とも言える。

随所に登場する1947年ドジャースのボックススコア、打数、安打のほかは、打点ではなく、刺殺、捕殺ってのがハードボイルドだぜ。


小説の本筋とは、一見無関係に、パーカー自身の少年時代の追憶とも思われるシーンが挿入される。

ハードボイルド一筋30数年のロバート・B・パーカーにして、きわめて私的な感傷に満ちた作品。

ま、私的な感傷を発散しないハードボイルドなんて、ハードボイルドじゃないとも言えるが。


ニューヨーク州ブルックリン、エベッツ・フィールド、その跡地に実際行ったのは4年前だが、あのときよりもずっと、ブルックリン・ドジャースのゲームを観た気分にひたることができた。

野球  イースタン・リーグ公式戦
 
2009/6/14 (Sun) 相模原球場  曇り
 
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東京スワローズ  :000 000 140 - 5  7 0
湘南シーレックス :000 002 000 - 2  8 1
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Swallows: 山田(W)
 Searex: 吉川(L)、花田(SV)
HR: 森岡(2)
 Time: 2:33, Attendance: 1,018
posted by かくらん堂 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(1) | 野球場にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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