2013年12月30日

ABLとは何か?(後編) @ アデレード

Australian Baseball League

オーストラリアのプロ野球リーグ。

Baseball America Directory では、いわゆるウィンターリーグに分類されている。

だっからぁ、オーストラリアは夏だってのに!



1989年に発足し、約10年活動した旧ABLも、MLBの影響下にあったが、2010年の復活・再生には、MLBがさらに深く関わっている。

新ABLは、アマチュア野球、ナショナルチームなどを統括するオーストラリア野球連盟(ABF)とMLBの共同出資により運営されているが、MLBの出資率は75%。

グローバル化を加速させているMLBとしては、新たなマーケット開拓と、人材確保・育成の場と考えていることは、容易に想像できる。


日本以外でのMLB開幕戦を、今年、オーストラリアで開催することにしたのも、もちろんその一つ。

adelaid201304.jpg


ロースターには、これもウィンターリーグゆえなのか、各選手の Nationality を記載する欄があり、ざっと見て USA と AUS がほぼ半々。

現役マイナーリーガーもしくはその経験者、豪州アマチュアリーグのプレーヤー等により構成されているようだ。

そうそう。

今回観戦した2日間で、最も目立ったのは、ドジャース傘下のマイナーリーガー、Chris Jacobs

アデレード・バイトの四番、2試合で 3本塁打、7打点!

すごかった!


ロースターには、この他、アジア、カナダなどの出身者も数名。

同じくMLB影響下にあるイタリアリーグからのプレイヤーも名を連ねている。

NPBからも、若手育成のために、選手が派遣されていたこともあったはず。



MLBにとって、英語圏の先進国で、プロリーグの運営にかかわるメリットは明確。


一方、オーストラリア野球は、ABFの前身であるオーストラリア野球協議会(ABC)の設立が1912年、長い歴史を有するものの、プロリーグとしての認知度はまだまだ。

ベースボール? いや、クリケットでしょ! というお国柄ですから。

アデレード滞在の2日間、TV、新聞のスポーツニュースでは、クリケット報道が圧倒的でした。


まあ、一介の旅行者としては、ボールパークで飲むビールがウマければ、それ以上言うことはない。

adelaid201305.jpg

なんだけどさ。

NPBは、果たしてそれでいいんだっけ?


MLBのグローバル戦略に対して、どのようなスタンスなのかさえ、不明。

MLBに学ぼうという謙虚さも、かと言ってMLBに対峙して、アジア野球でリーダーシップを発揮しようという気概もなく。

あ〜あ…



また来るね、オーストラリア。



2013/12/30 (Mon) ノーウッド・オーバル 晴れ 
 
-------------------------------------------------------------
Canberra Cavalry :000 020 000 - 2 7 0
 Adelede Bite :100 003 00x - 4 6 1
-------------------------------------------------------------
 
Bite: Campbell(W,1-1), Smith(H,3), Williams(S,6)
Cavalry: Massingham(BS, 1)(L,3-1)
 
 HR: Jacobs (4)
 
Attendance: 882, Time: 2:29
posted by かくらん堂 at 23:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 野球場にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月29日

ABLとは何か?(前編) @ アデレード

Australian Baseball League


実を言えば、数年前から狙ってたわけです。

年末年始の休暇がシーズンオフなのはもったいないので、うまく活用できないかと。


MLBの支援を受けて、ABL が復活・再生したのが 2010年。

翌年からアジアシリーズにも参加するようになり、今年はキャンベラ・キャバルリーがシリーズを制したことで、身近になった気もする。


来る3月には、初のMLB開幕戦も決定。

ってことは? これはもう!




いつ行くの?


いまでしょ!




はい、やって来ました。

adelaid201301.jpg


まだまだ、若いリーグであります。

言ってみれば、すべてが、未完成、中途半端。

野球も、設備も、運営も。


プレーのレベルは、シングルAショートシーズン? そのちょっと下くらい?

ボールパークは、フットボールチームとの兼用競技場。

ホットドッグの味も、いまいち。

売られているグッズは、ジャージ、キャップ等のアパレル系とベースボールカードくらい。

ポケットスケジュールとか、スベニアカップとか、マニア受けするアイテムも無し。


プログラムならあるよ、と言われました。

ロースターが記載されているだけの、紙切れでした。

adelaid201302.jpg


でも…

レンガを基調とした屋根付きスタンドが醸し出すレトロな雰囲気。

全面天然芝のフットボール競技場に、適当に線を引いて、とりあえずフェンスで囲ってみた、って感じのフィールド。

そんなボールパークで飲むビールが超ウマイ。

オーストラリアのビールは種類も豊富なようですが、たまたま飲んだ Cascade Premium Light ってのが、ボールパークで飲むにはピッタリのような気がしました。

アデレード滞在中は、ビールと言えば、こればっか飲んでた。

adelaid201303.jpg

フィールドも近いですね。

そしてライト側からの眺め!



意図したものではないかもしれないが。

その未完成さゆえにもたらされた、ネオクラシックが標準となった昨今のボールパークが失ったかもしれない、マイナーリーグ球場が本来持っていた(?)であろう、ある種の ”ゆるさ” 。

貴重に感じられました。



明日は、デイゲーム!




野球  オーストラリア・ベースボール・リーグ公式戦

2013/12/29 (Sun) ノーウッド・オーバル 晴れ 
 
-------------------------------------------------------------
Canberra Cavalry :030 000 000 - 3 8 1
 Adelede Bite :003 220 00x - 7 10 0
-------------------------------------------------------------
 
Bite: Fu-Te Ni(W,2-1)
Cavalry: Chambers(L,1-2)
 
 HR: Jacobs 2(3)
 
Attendance: 1,093, Time: 2:33
posted by かくらん堂 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球場にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月13日

Elvis Costello & The Imposters / The Spinning Wheel Songbook

師走の金曜日、六本木へ走る。

11月にオープンしたばかり、ウワサのライブハウス、EX THEATER ROPPONGI

テレ朝肝煎りのハコであります。


2年半ぶりの エルビス・コステロ

前回はソロだったが、今回は The Imposters を従えての来日。

テンションあがるぜ〜。

costello2013121114_1.jpg

開演前のアナウンスによれば、本日は WOWOW の生中継があるとのこと。

なんとなく、テンションあがるかも〜。


で、ステージ右側には、曲名が書かれた巨大ルーレット。

costello2013121114_2.jpg

今回のツアー ”The Spinning Wheel Songbook” は、ステージにあげた観客にルーレットをまわさせて、当たった曲目を演奏するという趣向。


ひっぱり出された客は、ひとしきりイジラレたあと、ステージ上のバー・スツールで至近距離ライブを鑑賞。

場合によっては、ダンサーと一緒に踊らされたり、観客参加型ライブです。



まずは、登場とともに、Radio Radio まで、5曲ぶっとばす。

そのあとルーレットとなるんだけど、これがけっこういい加減だったり。

好きな曲は? 聞いておいて、強引にその曲に合わせて止めるとか。

ヤラセってわけじゃないけど、多分に偶然が演出されていたよーにも思えるが。



まあ、コステロですから。

結局、ほとんどの曲やっちゃうので、かまいません。

とにかく曲数がメチャ多い。

アンコールってゆーより、普通に第二部、第三部でしょ。


前回のソロも、じっくり聞かせてもらう系だったけど、やっぱりバンドがいいね。

Pump It Up , Oliver's Army とか。

でも Veronica なかったね〜。


締めは、やっぱりでした。

Peace, Love And Understanding


たっぷり、3時間。

堪能しました。


るんるん
 
2013/12/13
 
Elvis Costello & The Imposters / The Spinning Wheel Songbook @ EX Theater Roppongi
 
01 I Hope You're Happy Now
02 Heart Of The City
03 Uncomplicated
04 Mystery Dance
05 Radio Radio
06 So Like Candy
07 Come The Meantimes
08 This Year's Girl
09 Party Girl
10 Girls Talk
11 Tokyo Storm Warning
12 She
13 God Give Me Strength
14 I Want You
15 Chelsea
16 Walk Us Uptown
17 Pump It Up
--- encore 1 ---
18 I Still Have That Other Girl
19 Smile
20 Shot With His Own Gun
21 Oliver's Army
22 Less Than Zero
23 Cico Minutos Con Vos
24 Shipbuilding
25 Bedlam
26 Tripwire / Peace Love And Understanding
27 My New Haunt
--- encore 2 ---
28 Everyday I Write The Book
29 Alison
30 I Can't Stand Up For Falling Down
31 High Fidelity
32 Watching The Detectives
33 Sugar Won't Work
34 (What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding
posted by かくらん堂 at 23:42| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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